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エンツォ プチ改造日記

デアゴスティーニ週刊フェラーリ・グランツーリズモのエンツォ・フェラーリ
をプチ改造していくブログ

第16号(5)

このキットのエキゾーストパイプには、ピカピカのメッキが施されています。

ちょっと特殊なメッキなので、今回は実験を兼ねて、メッキ剥がしと焼け塗装に挑戦してみました。

エキパイ メッキ剥がし完了


このキットのメッキは、齋藤氏の記事にもあるとおり、アルミ蒸着メッキではなく下地が銅メッキになっています。

このため、定番の漂白剤(キッチンハイター等)ではメッキを剥がせません。
試しに漬け込んでみましたが、何の変化もありませんでした。
漂白剤テスト

銅メッキということで、電子工作で基盤作成に使うエッチング液ならいけるかも…
ということで、エッチング液を購入。

これの主成分は塩化第二鉄です。濃い茶色の水溶液で、これ自体は危険物でも毒物でもありません。
しかし、一旦銅を溶かし込むと排水規制の対象になって、下水には流せません。そのため、エッチング液には処理剤が一緒についています。使用後は、必ず処理をして不燃ゴミとして廃棄しましょう。

1)メッキ剥がし

銅をエッチングする場合は暖めた方が反応が早いので湯煎します。
ただし、45℃以上にはしないように注意します。
エッチング湯煎

液にエキゾーストパイプを入れても、最初は変化がありません。
しかし、しばらくすると少しずつメッキが剥がれてきます。
エキパイ メッキ剥がし中

私の場合、完全に剥がれるまで、約1時間かかりました。
エキパイ メッキ剥がし完了

使ったエッチング液は、第17号のマフラーも残っているため、まだ処理せずビンに入れて保管しました。

2)整形

せっかくメッキを剥がしたので、整形します。
各所にパーティングラインが残っており、断面が円形でない部分もあるので、サフを吹いて確認しながらヤスリで形を整えます。
エキパイ整形中

エンジンへの接合部には0.3mmプラ板を巻いて段差を表現してみました。
エキパイ段差表現

触媒の接合部には謎の「プチプチ」がモールドされています。
おそらく断熱材の縫合を再現していると思うのですが、ちょっと派手すぎるので削り落とし、代わりに溶接ビード風のモールドを再現してみました。
触媒モールド再現
接合部に細く切った0.3mmプラ板を接着し、上から流し込み接着剤を塗り、柔らかくなった所にマイナスドライバーでモールドを刻む方法で再現しています。

3)焼け表現塗装

実車の写真を見ると、チタンマフラーらしく、エンジンの近くが青、その他が赤っぽく変色しています。この写真のマフラーは5000km程度走行後の物だそうですが、結構焼けているのが分かります。これを塗装で再現してみます。

まず材質の差を表現するため、パイプ部はメッキシルバー、触媒部は通常のラッカーシルバーで塗装しました。メッキシルバーは高価なだけあって、本当にキレイなメッキ風に塗装できます。
その上からエンジンに近い部分をエナメルのクリアブルーを薄めて吹き付けます。
シルバー&クリアブルー塗装

よく乾燥させた後、他の部分にエナメルのクリアオレンジを薄めて吹き付けます。
パイプが大きく曲がっている部分は濃い目に、触媒部には軽く吹き付けました。
最後に、全体にアクリルのスモークブラックを薄めて吹きつけ、調子を整えます。
エキパイ クリアオレンジ&スモーク塗装
エキパイ塗装側面

実車より多少キレイ目に仕上げてみました。

4)O2センサーの追加

エンツォは現在の排ガス規制に適合した車なので、触媒の前後にO2センサ(ラムダセンサ)が付いています。

触媒後部はほとんど見えませんが、実車の写真を見ると前部センサは完成後でも目立つので、これを追加します。

センサは2mmプラ棒をリューターに挿して、回しながら削って作りました。
O2センサ製作

触媒へ植える土台の真鍮棒を付け、上部には後からケーブルを挿せるように穴をあけ、金色に塗装します。
O2センサ塗装

センサは触媒中央部からやや外側にオフセットして付いているようなので、触媒部にピンバイスで穴をあけて固定しました。エンジン全体を組み上げると、こうなります。
エキパイ組み付け後

だいぶ良い雰囲気になったと思います。

テーマ:模型・プラモデル・フィギュア製作日記 - ジャンル:趣味・実用

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コメント

いい感じですね。

 出アゴ円蔵さん、こんにちは。
 いい感じですね。エッチング液には考えが及びませんでした。「初歩のラジオ」「ラジオの製作」の定期購読組だったくせに。(知ってる?)

 真似しようかと思いましたがしかし、このあたりのパ-ツは、既にボンドでガチガチなので、とりあえずは諦めます。私のは新車なんだと思い込むことにします。(笑)

マフラ-パ-ツも同じ手法で手直しされると思いますが、完成レポ-トが今から楽しみです。

  • 2009/04/02(木) 06:55:05 |
  • URL |
  • はまちゃん #-
  • [編集]

はまちゃん、こんばんは。

うわぁ「初歩のラジオ」や「ラジオの製作」って「トラ技」と並んで昔から書店にありましたよね。残念ながら買った事ありませんが…今も売ってるのでしょうか?
もし電子工作に明るければ、ディスプレイベース内にPIC回路を組んで、足りないギミックを追加すると面白いかも…どうです?

ここまでやったら、もちろんマフラーもメッキを剥がす予定ですが…どういう具合に仕上げるか思案中です。
はまちゃんはマフラーを接着しちゃったそうですが、スペアパーツ注文するって手もありますよ(^^)

  • 2009/04/02(木) 19:06:00 |
  • URL |
  • 出アゴ円蔵 #-
  • [編集]

無理な相談です。

 こんばんは。
あのね-ハ-ドウエア畑を離れてから35年以上。トランジスタ世代ですよ。IC回路が出始めたころにはPCソフトウエア-畑で、やってたのはコボルとかフォ-トランの世界で、IBMのシステム3という大型コンピュ-タ-が日本に初めて導入された時代の人間です。パソコンではまだ8ビット主流で、全てベ-シックで遊んでた(仕事してた)んです。暫く業界から離れていて、Windowsが出た時にはビックリ仰天だったんですから。
最後に扱ったCPUは、16ビットの80286です。わかんね-だろうな-。自慢にもなりませんが。
電子工作は、ある程度できると思うが(どこまで思い出せるか解らんが)その前に、実家に帰って電子ブロック(知ってる?)を探さないと。(笑)

訳あって、外装パ-ツだけパ-ツ販売で揃えています。(想像はつくと思うが今は内緒です。ただの無駄使いに終わる可能性もありますので。)ここでエンジンパ-ツを再販で購入すると、あと少しでもう1台になってしまうじゃない?
そこまで小遣いもたないし。

参考になるかどうか?
模型屋さんで見せてもらったタミヤの1/12のマフラ-部は、マフラ-カッタ-以外は触媒部と同色の焼けた感じの、やや金色がかった塗装だったと思う。意外と同色のほうが一体感があっていいのかも。(実は色々な金色塗料をベ-スにテストをしているが、いまいち良くない。)

マフラ-部が出来たらまた見せてくださいね。

  • 2009/04/02(木) 21:43:27 |
  • URL |
  • はまちゃん #-
  • [編集]

電子ブロック懐かしい~私は買ってもらえませんでした(T_T)

私も大学はフォートランで書いてTSSで夜中に演算って世代です。
最初に買ったパソコンがFM-7で、6809のアセンブラ書いたり…80286搭載PCなんて超高級品でしたよ、あの頃は!
それに比べると、今の時代のパソコンは本当に信じられないくらい進化しましたね。
PICは、今は安くて簡単なキットが売ってますから本当にちょっと勉強してみようかと思ってます。

マフラーは確かに実車はみんな全体的に焼けてるようですね。一応「置物」なのでキレイ目に仕上げようかと思ってます。
外装もそろえて塗りなおしたいですが…こんな巨大模型はブラシもコンプレッサーも買いなおさないと無理(;_;)

  • 2009/04/03(金) 00:14:38 |
  • URL |
  • 出アゴ円蔵 #-
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  • 2011/05/16(月) 01:38:06 |
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